これは澎湖島の畑です。周りがズラリと珊瑚の石垣に囲まれているのが分かりますか?珊瑚が死ぬと硬化して、そのカルシウム質の骨格を残しますが、それらを海から運んできた物です。無造作に何の支えもなく積み上げているだけですので、倒れるのではないかと心配になりますが、それは杞憂というものです。珊瑚はお互いにしっかりとくっつき合って押したくらいではビクともしません。そして、珊瑚の重なり具合で隙間ができますから、風が通り抜けることができるので、台風が来ても倒れたりすることはありません。澎湖島はほぼ年間を通して強い風が吹くために、その風から畑の作物を守らなければならず、この様な石垣がくまなく巡らされています。名所や旧跡から離れて、この様な畑に足を踏み入れて、珊瑚の石垣でも動かしてみてこそ、澎湖島ならではの経験をすることができます。

この何の変哲もない道路の路肩に注目して下さい。本当に驚くべきことに澎湖島の道路の路肩はいつもきれいに草が刈られています。それは大変な労力を必要とするにもかかわらず、大してそのことは注目されることがありません。いつも草を刈っている人たちの活動を目にします。こういう人たちがいるので澎湖島はきれいに保たれています。

こんな美しい島で暮らせて澎湖島の人たちはかなり幸せですが、もっと幸せだろうと思えるのは牛たちです。一日中のんびりと草を食べたり、寝ていたりしています。白い鳥がいつもそばにいて、なかなか微笑ましい光景です。牛は今でも牛車を引いたり、鋤をを引いたりして活躍しています。一つ一つの畑が小さいため、機械化ができないという事情もあります。日本のすし詰めの牛舎の中で干し草を食べている牛たちより・・・・・。

コンピューターの生産が盛んで世界各国に部品を供給している文明国でありながら、なんとここには農耕用の牛がいて、鋤を引いているのです。でもこれには訳があり、澎湖島の畑は風のために回りを珊瑚の石垣で覆わなければなりません。そして一つ一つの畑を小さくしなくてはなりません。このことは機械化出来ないことを意味しています。大型のトラクターはもちろん、豆トラさえありません。でも牛がいるから大丈夫です。彼らのお陰で澎湖島の時間がゆったりと流れてくれます。

澎湖島は水が少なく、風も強く作物の生産にはあまり適していないと思いますが、どっこいかなり良いものも取れます。得意なものは落花生、ウリ類、スイカ、ヤンメイという茄子科の卵ウリの親戚のようなもの、サツマイモなど沢山あります。また、キャベツやカリフラワーなども今まで見たこともないような大きさです。人が見かけによらないようにここも見かけによりません。ちょっと大きさが分からないのが残念ですが、かなり大きいです。今までこんな大きいのは見たことがありません。
おいしそうだなぁ・・・
澎湖島には小さな公園が沢山あります。恐らく台湾一でしょう。その理由は、土地の持ち主にとって、当面必要ではない土地を政府に提供し、政府はそこに芝生を植え、また、オブジェを飾り、かくしてちょっとした粋な空間が市内のあちこちであります。些細な努力ですが、こうした小公園は市内の各地にありますので、これはもう澎湖島の独特の雰囲気を醸し出すことに大きく寄与しています。こうでなくっちゃと言う気がしますね。

澎湖島に来るなら、4月頃から10月の終わりぐらい迄のいわゆる夏がベストです。11月からは東北の風が吹き始め、観光客もぐっと少なくなります。しかし、人によっては本当の澎湖島は冬に来るのが一番だと考える人もいます。サーフィン愛好者などは冬季のこの強い風目当てにやって来ます。風が嫌いな私には信じられないことです。


とにかくオブジェが至るところにあります。芸術的センスの持ち主ならこのオブジェだけを捜して歩くのも面白いかも。最初は県政府が無償で借りている空き地に石でも置いたのが始まりだったかも知れません。だだの空き地では殺風景だと思ったのでしょうかね。芸実的なものから置かない方がいいのではないかと思えるようなものまで、多種多様です。実際に来て、自分の目でとくとご覧あれ。


馬公市内で見かけることはあまりないのですが、他の島に行くと廃墟がかなり目立ちます。もう何年も前に住人がいなくなり廃墟となった家が半分以上を占める地区もあります。過疎化がはっきりと進んでいます。たとえ自然が美しくとも、仕事がなければ村を後にせざるを得ないのです。悲しくも厳しい現実ですが、そうした廃墟も自然にとけ込んで美しく感じられます。この感覚は外国人だからなのかも知れません。

澎湖島は芸術の町、いえ遊び心のある人たちが住む島です。多くの彫刻やシンボル、またオブジェだけでなく至る所に彩色された壁を見ることが出来ます。中には子供たちの手によるものや、削り取って欲しいものもありますが、殆どはかなりの水準で、地域の啓発だけでなく、装飾的にも見応えがあります。市民による投票でも行うならばその質はもっと上がるかも知れません。なお壁画なら許家村が有名です。

至る所でせっせせっせと道路を掃いているおばさんを目にします。どうせ風で吹き飛ばされるのだから、そんなことをしても無駄ではないかと思ったりもしますが、せっせせっせと掃いています。澎湖島が台湾の他の所と違う理由はこんな所にあるのではないかと思います。お尋ねしてみたら自発奉仕ではなく、役場から一定の範囲を依託されてしているとのことです。良い制度ですよね。

これも澎湖島独特の道路清掃隊の道路掃除です。見ているとバイクに乗ったこのおばさんは道路上に異物を発見するとすぐにバイクを止め長い箸のようなもので拾い上げ、分別しながら袋に入れます。缶とかプラスチックの瓶とかを拾い上げています。スクーターを使っていますのでかなり効率的です。どの位の人がこの清掃奉仕をしているのか知りませんが、一度に何人にも会いますので、かなりの大部隊だと思います。こういう制度は今まで見たことありませんでした。こうした努力が澎湖島をきれいにしています。

台湾にはどこでも市が市民のために設置した掲示板があって、主に空き部屋の情報とか、仕事の募集などが赤い紙に書かれ張り出されています。この点で澎湖島の市内にある掲示板は結構なにぎわいを見せています。恐らく観光地であることが関係しているのだと思いますが、広告を市中にやたらに貼ることは出来ません。バスの待合いなどは格好の場所で、広告したい人にとってはどうしても利用したい所ですが、貼ったところですぐに剥がされてしまいますので、貼る人もそういう無駄な努力はしないで、この公に許された掲示板を利用します。この限られたスペースを大勢で用いる訳ですから、無法状態が発生します。人が貼ったその上からどんどん貼って行きます。かくして新しい情報がいつも上に張り出されます。日本でもやったらどうでしょうか? この調整が難しいですけど・・・・。

普通こうした無機質な人工物と自然の景観というのは相反するものであるはずですが、ここでは見事に変身させて、むしろ一つの見どころにさえしているかのようです。ただの石油タンクが並んでいるのとは大きな違いだと思いませんか? ここの行政当局には観光のためにこの様な大胆なことを行える大胆さや企画力があります。


この何の変哲もない道路の路肩に注目して下さい。本当に驚くべきことに澎湖島の道路の路肩はいつもきれいに草が刈られています。それは大変な労力を必要とするにもかかわらず、大してそのことは注目されることがありません。いつも草を刈っている人たちの活動を目にします。こういう人たちがいるので澎湖島はきれいに保たれています。

こんな美しい島で暮らせて澎湖島の人たちはかなり幸せですが、もっと幸せだろうと思えるのは牛たちです。一日中のんびりと草を食べたり、寝ていたりしています。白い鳥がいつもそばにいて、なかなか微笑ましい光景です。牛は今でも牛車を引いたり、鋤をを引いたりして活躍しています。一つ一つの畑が小さいため、機械化ができないという事情もあります。日本のすし詰めの牛舎の中で干し草を食べている牛たちより・・・・・。

コンピューターの生産が盛んで世界各国に部品を供給している文明国でありながら、なんとここには農耕用の牛がいて、鋤を引いているのです。でもこれには訳があり、澎湖島の畑は風のために回りを珊瑚の石垣で覆わなければなりません。そして一つ一つの畑を小さくしなくてはなりません。このことは機械化出来ないことを意味しています。大型のトラクターはもちろん、豆トラさえありません。でも牛がいるから大丈夫です。彼らのお陰で澎湖島の時間がゆったりと流れてくれます。

澎湖島は水が少なく、風も強く作物の生産にはあまり適していないと思いますが、どっこいかなり良いものも取れます。得意なものは落花生、ウリ類、スイカ、ヤンメイという茄子科の卵ウリの親戚のようなもの、サツマイモなど沢山あります。また、キャベツやカリフラワーなども今まで見たこともないような大きさです。人が見かけによらないようにここも見かけによりません。ちょっと大きさが分からないのが残念ですが、かなり大きいです。今までこんな大きいのは見たことがありません。
おいしそうだなぁ・・・
澎湖島には小さな公園が沢山あります。恐らく台湾一でしょう。その理由は、土地の持ち主にとって、当面必要ではない土地を政府に提供し、政府はそこに芝生を植え、また、オブジェを飾り、かくしてちょっとした粋な空間が市内のあちこちであります。些細な努力ですが、こうした小公園は市内の各地にありますので、これはもう澎湖島の独特の雰囲気を醸し出すことに大きく寄与しています。こうでなくっちゃと言う気がしますね。

澎湖島に来るなら、4月頃から10月の終わりぐらい迄のいわゆる夏がベストです。11月からは東北の風が吹き始め、観光客もぐっと少なくなります。しかし、人によっては本当の澎湖島は冬に来るのが一番だと考える人もいます。サーフィン愛好者などは冬季のこの強い風目当てにやって来ます。風が嫌いな私には信じられないことです。


とにかくオブジェが至るところにあります。芸術的センスの持ち主ならこのオブジェだけを捜して歩くのも面白いかも。最初は県政府が無償で借りている空き地に石でも置いたのが始まりだったかも知れません。だだの空き地では殺風景だと思ったのでしょうかね。芸実的なものから置かない方がいいのではないかと思えるようなものまで、多種多様です。実際に来て、自分の目でとくとご覧あれ。


馬公市内で見かけることはあまりないのですが、他の島に行くと廃墟がかなり目立ちます。もう何年も前に住人がいなくなり廃墟となった家が半分以上を占める地区もあります。過疎化がはっきりと進んでいます。たとえ自然が美しくとも、仕事がなければ村を後にせざるを得ないのです。悲しくも厳しい現実ですが、そうした廃墟も自然にとけ込んで美しく感じられます。この感覚は外国人だからなのかも知れません。

澎湖島は芸術の町、いえ遊び心のある人たちが住む島です。多くの彫刻やシンボル、またオブジェだけでなく至る所に彩色された壁を見ることが出来ます。中には子供たちの手によるものや、削り取って欲しいものもありますが、殆どはかなりの水準で、地域の啓発だけでなく、装飾的にも見応えがあります。市民による投票でも行うならばその質はもっと上がるかも知れません。なお壁画なら許家村が有名です。

至る所でせっせせっせと道路を掃いているおばさんを目にします。どうせ風で吹き飛ばされるのだから、そんなことをしても無駄ではないかと思ったりもしますが、せっせせっせと掃いています。澎湖島が台湾の他の所と違う理由はこんな所にあるのではないかと思います。お尋ねしてみたら自発奉仕ではなく、役場から一定の範囲を依託されてしているとのことです。良い制度ですよね。

これも澎湖島独特の道路清掃隊の道路掃除です。見ているとバイクに乗ったこのおばさんは道路上に異物を発見するとすぐにバイクを止め長い箸のようなもので拾い上げ、分別しながら袋に入れます。缶とかプラスチックの瓶とかを拾い上げています。スクーターを使っていますのでかなり効率的です。どの位の人がこの清掃奉仕をしているのか知りませんが、一度に何人にも会いますので、かなりの大部隊だと思います。こういう制度は今まで見たことありませんでした。こうした努力が澎湖島をきれいにしています。

台湾にはどこでも市が市民のために設置した掲示板があって、主に空き部屋の情報とか、仕事の募集などが赤い紙に書かれ張り出されています。この点で澎湖島の市内にある掲示板は結構なにぎわいを見せています。恐らく観光地であることが関係しているのだと思いますが、広告を市中にやたらに貼ることは出来ません。バスの待合いなどは格好の場所で、広告したい人にとってはどうしても利用したい所ですが、貼ったところですぐに剥がされてしまいますので、貼る人もそういう無駄な努力はしないで、この公に許された掲示板を利用します。この限られたスペースを大勢で用いる訳ですから、無法状態が発生します。人が貼ったその上からどんどん貼って行きます。かくして新しい情報がいつも上に張り出されます。日本でもやったらどうでしょうか? この調整が難しいですけど・・・・。

普通こうした無機質な人工物と自然の景観というのは相反するものであるはずですが、ここでは見事に変身させて、むしろ一つの見どころにさえしているかのようです。ただの石油タンクが並んでいるのとは大きな違いだと思いませんか? ここの行政当局には観光のためにこの様な大胆なことを行える大胆さや企画力があります。

この記事へのコメント
こんばんは♪私自身は台湾に行ったことはないのですが、現在立ち上げ中のNPOには台湾人で芸大生の林さんがいます。このBrog見て、一度行ってみたくなってしまいました。
そうそう、昔キャベツって、日本でも巨大だったんですよ。いつの間にか大きなキャベツは姿を消してしまいました。どうしてかな?
そうそう、昔キャベツって、日本でも巨大だったんですよ。いつの間にか大きなキャベツは姿を消してしまいました。どうしてかな?
澎湖島、楽しい島ですね。是非一度行ってみたくなりました。今年は無理ですが来年あたり実現したいです。詳細な情報をありがとうございました。
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2007/09/15(土) 18:21:15 | | #[ 編集]
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